2018.12.21.
商学部の石淵ゼミ生が商品開発コンテストで日本マーケティング学会賞を受賞

4チームがテーマ1位

石淵ゼミ生

石淵ゼミ生

マーケティングを学ぶ3年生が企業から出されたテーマで商品化を目指す産学連携のコンテスト「Sカレ(Student Innovation College)2018 冬カンファレンス(最終プレゼン大会)」が12月16日、日本大学で開催され、商学部・石淵順也教授のゼミの4チームがテーマ1位となり、そのうち1チームが日本マーケティング学会賞を受賞しました。


今年のSカレは、22大学25ゼミの336人が参加。参加学生は、11テーマの商品企画をFacebookで公開し「いいね!」で支持を集め、コメントで改善し、発売を目指します。秋カンファレンス(10月、中間コンセプト発表)でコンセプトを競い、今回の冬カンファレンスで最終プレゼンを行い、商品化権を競い合いました。最終的には、翌秋カンファレンスで発売実績にもとづき総合優勝を目指します。今年4月の応募から来年10月まで、1年以上続くプロジェクトです。

授賞式の様子

授賞式の様子

石淵ゼミからは5チームが参加。マイナビ「低学年の登録促進グッズ」、フランスベッド「ベッド周りで使う機能的な小型家具」、ニチレイマグネット「壁に使うDIYマグネキット」(日本マーケティング学会賞ダブル受賞)、協和チャック工業「インバウンドin空港売店」の4テーマで商品化権を得ました。

日本マーケティング学会賞を受賞した井上梨沙さん、藤本くるみさん、吉田紘基さん(いずれも商学部3年生)のチームが提案した商品は、「ふぁみネット」。「孫の成長をもっと身近に感じたい」という祖父母世代の思いに着目し、「お手軽に作れて孫の成長をより身近に感じさせることができる、ギフトアルバム作成キット」をコンセプトとしています。商品を購入した親が子どもと一緒にマグネットを使用したアルバムを作成し、祖父母へギフトとして送ることができます。家族3世帯でのコミュニケーションを創出し、家族のつながりを深めてもらうことが狙いです。

授賞式の様子

授賞式の様子

チームの代表である吉田さんは「インタビューやアンケート調査、コンセプトテストにご協力いただいた合計300人以上の方々、石淵教授、優しいゼミの先輩方、心強い同期に心から感謝しています」と話しました。3人は来年の秋に行われる最終報告会で総合優勝を勝ちとるため、さらなるパワーアップを目指しています。