2018.12.03.
サッカー部女子の石淵萌実選手が新潟アルビレックスレディースに新加入

なでしこ1部リーグへの加入は女子チーム初

石淵萌実選手(総合政策学部4年生)

石淵萌実選手(総合政策学部4年生)

 体育会サッカー部女子チームの石淵萌実選手(総合政策学部4年生)が、女子サッカーのトップリーグ「プレナスなでしこ1部リーグ」に所属するアルビレックス新潟レディースに、来季から加入することが12月4日に発表されました。サッカー部女子チームから1部リーグチームへの加入は初めてのことです。石淵さんは2018年度の女子チームの主将として2部リーグで得点王に輝き、チームを3季ぶりの1部昇格に導きました。

 愛知県の出身で、関西学院大学に入学したのは「サッカーのほかに、テレビ局で働いてサッカーの魅力や選手の活躍を伝えたいという思いがありました。サッカーもできて、メディア関係についても学べる総合政策学部がある関学を選びました」と話します。神戸三田キャンパスでの授業と西宮上ケ原キャンパスでの練習を両立させ、また主将としてチームを引っ張るなど、ひたむきな姿勢で夢を叶えました。

 

 

 石淵さんにとって、なでしこリーグへの加入には特別な思いがありました。「中学で所属していたチームは、意識の高い選手や熱心な親御さんが多く、それを見た自分の親が『もっとサポートをしてあげられたらよかったね…』とこぼしたことがありました。両親は、ずっと近くで支えてくれましたし、本当に大切で大きな存在だったので『そんなことないよ』と伝えたかった。今回、こうした形で、両親の支えと存在がどれほど大きかったのかを証明できたことが嬉しい」と感謝の気持ちを述べます。

 今後の目標について聞くと「自分の強みは、相手の裏から抜け出してゴールを奪うダイナミックなプレー。最大の目標は、なでしこジャパンのユニフォームを着て世界を舞台にプレーすること。しっかりアピールしたい」と活躍を誓いました。