2018.11.05.
商学部・石淵ゼミが今年も大丸梅田店とコラボ ハロウィンをテーマに商品開発

今年のテーマは「キモカワ」「ガチカワ」

試食会で議論する学生とテナントのパティシエ

試食会で議論する学生とテナントのパティシエ

 マーケティングリサーチ、消費者行動論を専門とする商学部・石淵順也教授のゼミ生が、今年も産学協同企画として、大丸梅田店と連携し、スイーツ、惣菜、パンなどの商品を開発しました。テーマは「キモカワ」「ガチカワ」で、10月11日から31日まで販売しました。

 ゼミ生は春学期から取り組みを開始。これまで大学で学んだ知識を活用し、マーケティングリサーチを行いました。調査結果をもとに、商品原案、コンセプト、価格等を提案。8月の試食会では、提案に基づき作成された試食品を囲み、大丸梅田店の社員、各テナントの社長やパティシエと議論しながら、改良点を探りました。試行錯誤を続け、「ユニーク」で「売れる」メニューの商品化にこぎつけました。

店頭販売に励むゼミ生

店頭販売に励むゼミ生

 ゼミ生は10月20日、21日、27日、28日に、ハロウィン仕様の衣装を着て店頭で販売しました。今年は、「みんなで楽しみながら社会貢献」という視点を取り入れ、ゼミ生の発案で、ドラキュラの仮装をしながら、献血支援活動も実施。「血をください!」と声をかけながら、最寄りの献血センターへ案内するチラシを配布しました。

 ゼミ長の足立圭佑さん(商学部4年生)は「自分たちが考案した商品を店舗の方々とブラッシュアップすることで、マーケティングを現場でどのように生かせるのかを体験でき、商品企画の難しさを実感しました。また、ゼミ生と協力して大切に企画してきた商品を、店頭でお客様に評価していただいた時は大きな達成感がありました。このような貴重な機会をくださった方々に感謝し、学んだことを今後も生かしていきたい」と話しました。