2018.07.12.
総合政策学部都市政策学科の学生らが、第15回「集合住宅再生・団地再生・地域再生学生賞」奨励賞を受賞

外観の様子
外観の様子

 総合政策学部の八木康夫教授と原哲也教授のゼミ生と大阪大学、武庫川女子大学で編成した学生グループが6月18日(月)、第15回「集合住宅再生・団地再生・地域再生学生賞」の奨励賞を受賞しました。

 この賞は一般社団法人団地再生支援協会が企画し「集合住宅・団地・地域の再生に向けた提案と実践」をテーマに、現存する集合住宅や団地、地域の再生を課題とする学生の作品および活動のなかから、空間・コミュニティ・技術などの観点から優れた作品を表彰するもの。
八木教授らのゼミ生は、尼崎市内の空き家であった築33年の木造共同住宅のリノベーションを提案。2017年6月のキックオフミーティングを皮切りに、デザインとレビューを重ね今年6月末、GRM5(グリーンルーム武庫之荘5)を無事に竣工させました。  

内観の様子
内観の様子

 受賞を受けて7月7日(土)、内覧会を開催。足元の悪い中、多くの来場者が集まりました。代表の都市政策学科4年の堀之内信さんは、「私達が研究室の活動として行ってきたプロジェクト がこのような素晴らしい賞を受賞することができ、大変嬉しく思います。このプロジェクトを通して建築設計の楽しみや苦労を知ることができ、さらに、学生同士の絆も深まったと感じました。先生方も我々を生徒としてだけでなく、1人の建築士の卵として厳しく接してくださいました。将来は一級建築士の資格を取り、人々のために住宅を設計したい」と語っています。