2018.05.12.
「良き問いを立てる力をつけることが重要」/池上 彰氏が関西学院大学で講演

学生に講演する池上彰氏
関西学院大学は5月10日、ジャーナリストの池上彰氏を招き、講演会「学びつづける力とは~グローバル社会で生きるために~」を開きました。メーン会場は西宮上ケ原キャンパスでしたが、神戸三田キャンパスにも中継し、両キャンパスで約千人が貴重な話に耳を傾けました。
講演では「『良き問いを立てる力』をつけることが大学での学び。例えばルールがあると、そのルールに従ってどうしようと考えがちだが、そのルールに従うことを前提にするのではなく、自らルールを作るという姿勢を身に付けてほしい」などと語りました。

満席の西宮上ケ原キャンパス中央講堂
質疑応答では、多くの学生が手を挙げ、「ネット社会について」や「池上氏が世界情勢を知る情報源は何か」などについて質問。毎日、新聞12紙を確認されているという池上氏の応えに、学生も驚いた表情を見せていました。
「好奇心をもって何かを学べば、自然と力がついてくる」「自分が学んだことを何でも良いので、何かに還元する意識をもって欲しい」とエールを送りました。

中継をつないだ神戸三田キャンパス
なお、この講演の内容については、KG JOURNAL [関学ジャーナル](7月2日発行予定)に掲載いたします。