2018.01.19.
社会学部のゼミ生がポスター発表

発表をする学生

発表をする学生

 社会学部は、学生がゼミ単位でそれぞれの研究をポスター1枚で報告する「ポスター発表会」を1月19日、社会調査実習室で開きました。社会学部では初めての取り組みで、ゼミ内活動を活発化させることや、多様な調査、研究を知ること、ゼミの活動内容を下級生に伝えることなどを目的としています。発表会に合わせて、1月15日~24日の期間では、社会学部とH号館間の通路でポスターを掲示しています。
 発表会では、自分たちの研究発表を熱心にすることはもちろん、他のゼミのポスターを真剣に読んだり、疑問点について、その場で自由に議論をするなど活発な交流が見られました。

付箋に書かれたコメントや感想

付箋に書かれたコメントや感想

 研究について気になったことやコメントなどは、付箋に書き込んでポスターに貼れるようになっており、付箋が10枚ほど貼られているポスターもありました。付箋には「自分の研究と共通する部分があって面白い」「ポスターの作り方も勉強になった」といった感想から「多くの人が知らないと思われる言葉には説明を付けた方が良い」といった指摘までさまざまな声がありました。
 「お菓子を社会学的に考えてみた」をテーマに、お菓子がコミュニケーションツールとして使われていることや、ソーシャルネットワークを用いたお菓子のプロモーションなどについて研究した立石裕二ゼミの笠間尚さん(社会学部3年生)は、「時間をかけてまとめた研究は、人前でも自然と話すことができて、これまでの取り組みが自分の力になっていると実感しました。また、他の人の発表を聞くと、どの学生も熱心に研究してきたというのが分かり刺激になりました」と話しました。