2017.11.22.
「紙派?電子派?」で文系と理系の教員が熱く議論-激論講義 in KSC

「激論講義 in KSC」神戸三田キャンパス アカデミックコモンズにて

「激論講義 in KSC」神戸三田キャンパス アカデミックコモンズにて

 関西学院大学は11月22日、総合政策学部と理工学部の教員が明確な答えのないテーマについて議論する「激論講義 in KSC」を神戸三田キャンパスのアカデミックコモンズで開催しました。昨年は2回開催し、今回で4回目。約100人の学生が集まりました。

小池洋次・総合政策学部教授

小池洋次・総合政策学部教授

 「激論講義 in KSC」は、新しいタイプのアクティブラーニングとして、関西学院大学で検討、企画されたイベントです。最初に文系、理系の教員2名が登壇。それぞれの立場でテーマについて説明し、その後、対談形式で討論を始めます。特徴は、集まった学生が各自のスマートフォンからコメントをスクリーンに送信し、他の参加者の意見や疑問などを、リアルタイムで全員が共有できるシステムを用いていることです。このシステムは、理工学部の巳波弘佳教授の研究室が開発しました。

大崎博之・理工学部教授

大崎博之・理工学部教授

 今回のテーマは「あなたは紙派?電子派?」。細見和志・総合政策学部長が司会、巳波弘佳・理工学部教授が全体のコーディネートを務め、元新聞記者の小池洋次・総合政策学部教授(アメリカ政策研究、メディア論)と大崎博之・理工学部教授(情報ネットワーク、大規模ネットワーク、次世代インターネット)が議論しました。「紙の本や新聞、ノート、メモなどは電子媒体に淘汰されるのか」「それとも残り続けるのか」「ペーパーレス化の本質は何か」など多様な観点から激論を交わしました。
 参加学生の約96%が「面白かった」「参考になった」「また参加したい」「このような授業があれば受講したい」と回答し、好評を博しました。

 次回は来年度春学期に開催を予定しています。