2017.09.04.
インドネシアに海外拠点を開設

カナダ・トロント、中国・吉林、中国・蘇州に続き4件目

John A. Titaley学長(右)と神余隆博副学長

John A. Titaley学長(右)と神余隆博副学長

 関西学院大学は8月18日、協定校であるサティヤ・ワチャナ・キリスト教大学(インドネシア・サラティガ市、以下UKSW)に、海外拠点”Kwansei Gakuin University Indonesia Liaison Office”を開設しました。関西学院大学の海外拠点は、カナダ・トロント、中国・吉林、中国・蘇州に続き4件目の設置になります。
 同日、開所式を行い、UKSWで同大学のJohn A. Titaley学長と、神余隆博副学長が協定書に署名しました。この日は両大学交流40周年記念式典も行われ、インドネシア日本国大使館の中村亮公使、両大学の教職員、同窓、現役学生約30人が出席しました。

交流40周年を記念して作られたEASE記念碑

交流40周年を記念して作られたEASE記念碑

 本学とUKSWとの交流の歴史は、1977年の学生交流プログラム「インドネシア交流セミナー」(EASE)の開始までさかのぼります。現在まで、両大学でEASEに参加した学生数は延べ1000人を超えます。本学の拠点の開所式に先だって行われた、EASE記念碑の設置式にはインドネシア・中部ジャワ州ガンジャル・プラノウォ州知事も列席された。

オフィスの様子

オフィスの様子

 神余副学長は「成長著しいASEAN、その中でも世界第4位の人口を有するインドネシアへの注目は年々高まっているが、アジアの大学との間で40年にわたり継続的に学術と学生の交流をしているパートナーシップは珍しい。今後はこの拠点を活用しながら、両大学の交流の一層の発展、そして本学のインドネシアでの活動の強化を目指していきたい」と話しました。

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