2017.03.29.
地域創生めざし、ゼミや学生団体など10団体が活動報告

活動報告会の様子

活動報告会の様子

 関西学院大学では、地域創生や地域活性化を目指して学生が地域に出て行き、自治体や企業、NPOなどと一緒に様々な活動を展開しています。こうした活動を続けている8団体と、大学が主催し、企業と連携して実施する事業を企画・運営している2団体の合計10団体による報告会が3月27日、西宮市上ケ原キャンパスB号館で開かれました。
 学生たちの活動は、観光や商店街の振興、日本酒の振興策といったものから高校生のための国際交流の企画などまで多岐にわたっており、そうした内容について発表しました。会場にはふだん連携して活動している行政や企業、団体の方々も来場されており、発表後には活発な質問や意見交換などが行われました。
 
 西宮市鳴尾東地域で地域資源がどのように活用されているかについて調べた社会学部大岡ゼミのグループは、年間30回以上、実際に地域を歩いたり、自転車に乗って回ったりして、地域資源マップを作成。豊富な資源があるのに住民への情報伝達がうまくできていないなどの課題を明らかにし、今後、さらに自治体や地域の団体などと連携・協力していきたいと話しました。
 朝来市の観光振興に取り組む「関学都市建築デザインネットワーク八木研」のグループは、竹田城跡に頼らないまちづくりを提案。4月からは朝来市にサテライトスタジオを設置して、より地域に入り込んだ調査を続けていく方針を紹介しました。