2017.02.23.
若林克法・理工学部先進エネルギーナノ工学科教授が日本学術振興会賞を受賞
若林克法・理工学部先進エネルギーナノ工学科教授が第13回(平成28年度)日本学術振興会賞を受賞しました。受賞対象となった研究テーマは、「グラフェンの電子物性におけるナノスケール効果に関する理論」で、関西の私立大学における理工系の研究での受賞は初めてです。
この賞は日本の学術研究の水準を世界のトップレベルに発展させることを目的とし、人文学、社会科学及び自然科学の全分野において、45歳未満で博士又は博士と同等以上の学術研究能力を有する者のなかで、研究業績により学術上特に優れた成果をあげている研究者に授与されます。平成28年度は、計380名の被推薦者について、振興会内に設置されている学術システム研究センターにおける予備審査を経た後、本賞審査会で受賞者25名が選ばれ受賞しました。
これを受けて、2月22日に西宮上ケ原キャンパス・学長室にて村田治学長が若林教授と対談。若林教授は「共同研究者の方々のおかげで、大変名誉な賞をいただくことができ嬉しく思います。これからも研究を頑張っていこうと思います」と話しました。