2016.12.15.
商学部ゼミ生が商品開発コンテスト優勝

Student Innovation College2016 冬カンファレンス

受賞した石淵ゼミのメンバー

受賞した石淵ゼミのメンバー

石淵ゼミ生4人が受賞!商品化予定も

 マーケティングを学ぶ全国の学生が企業から出されたテーマで商品化を目指す産学連携のコンテスト「Student Innovation College(Sカレ)2016 冬カンファレンス(冬カン)」が11月27日、法政大学であり、商学部・石淵順也教授のゼミ生がプラン・テーマで1位、日本マーケティング学会賞を受賞しました。
 今年のSカレは、26大学31ゼミの3年生が参加。学生らは9テーマの中から商品企画を考え、秋カン(10月)でコンセプトを競い、今回の冬カンでは商品化権を最終プランで競い合いました。最終的には来年10月の秋カンで、発売実績での総合優勝を目指します。今年4月の応募から来年10月まで、1年以上続くプロジェクトです。

 石淵ゼミ池田一樹さん、菊地りさ子さん、小路紗彩さん、仲村優歩さん(全員商学部3年生)のチームが選んだテーマは、「キットパスで『楽がき文化』の創造(日本理化学工業)」。4人は、幼児と祖父母や親が一緒に活用できるキットパスの商品を企画するため、デイサービスセンター、公民館や児童館、文具店などのヒヤリング調査、メインターゲットになる高齢者の定性調査などを実施。「まほうのおえかき」という、孫と祖父母が一緒に学び、遊ぶことができる知育玩具を提案しました。競合他社に模倣されにくい点と企業理念を深く理解していることが高く評価されました。
 4人は「チームワークは抜群で、一人ひとりが長所を生かして取り組めました。石淵教授、ゼミの卒業生、ゼミの同期、調査先の方など助言や協力してくれた方にも恵まれ、良い結果を出せました。プロジェクトを通じて、多くの人と出会い、新しい価値観や考え方に触れ、自分たちの視野が広がっています。今後は私たちの提案をより多くの人に伝えて、手に取ってもらえるように頑張ります。そして『楽がき文化』でイノベーションを起こし、総合優勝を目指します」と目を輝かせています。