総合政策研究科研究員の川西孝男博士（学術、関西学院大学）が10月14日、ドイツ・バイエルン州最古の歴史協会であるオーバーフランケン歴史協会（Historischer Verein für Oberfranken e.V.）から感謝状を受賞しました。
　この感謝状は、川西博士の長年にわたるバイロイト市とオーバーフランケン地域の歴史や芸術文化に関するオーバーフランケン歴史協会との研究交流に敬意と感謝を表したもの。オーバーフランケン歴史協会長で、オーバーフランケン行政管区前長官（日本の知事に相当）のヴィルヘルム・ヴェニング（Wilhelm Wennig）氏から贈られました。ヴィルヘルム・ヴェニング氏は総合政策研究科委員長にも、オーバーフランケン歴史協会と関西学院大学との研究交流の一層の深まりを要望するメッセージも書き添えられています。

　これに先立ち、川西博士は9月24、25日、ドイツ・バイロイト市で行われた「バイロイト宮廷祭（Residenztage Bayreuth　　共催：バイエルン州宮殿管理局、バイロイト市、オーバーフランケン歴史協会が共催）」に招待され、オーバーフランケン歴史協会本部を表敬。また協会委員らとの意見交換や史跡の現地調査、バイロイト新宮殿（Neues Schloss Bayreuth）でのバロック神秘劇に関する講演会や宮廷行事への出席など、研究交流を行ないました。
　オーバーフランケン歴史協会は1827年に創設され、2世紀近くの歴史を持つヨーロッパ屈指の歴史協会。バイロイト新宮殿イタリア館に本部を置き、ドイツ内外に１千数百人の会員を擁します。川西博士は同協会初で、唯一の日本人協会員として活躍しています。

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バイロイト宮廷祭（バイロイト市HP） 外部サイトへのリンク