尾崎幸洋・関西学院大学理工学部教授が10月20日、ポーランドのヤギェウォ大学（Jagiellonia University）の名誉学位（Doctor Honorris Causa）を受章しました。分子分光学の発展に対する顕著な貢献とポーランドとの30年にわたる交流が讃えられました。
ヤギェウォ大学はドイツを含む中欧、東欧で最も古い大学の一つで、天文学者コペルニクスの母校としても知られています。同大学の名誉学位は、キューリー夫妻をはじめ、化学者のポーリング、物理学者のプリゴジンら12人のノーベル賞学者やローマ教皇のヨハネパウロ2世、映画監督のワイダら世界中の著名な学者や文化人が受章している極めて価値のあるものです。
尾崎教授は「大変光栄に思います。今後も分子分光学の世界的研究拠点となることを目指していきたい」と語っています。