2016.10.24.
バスケットボール部がリーグV-18年ぶり14回目

シュートを放つ横澤主将

シュートを放つ横澤主将

 平成28年度関西学生バスケットボールリーグ戦1部リーグの第18戦(最終戦)が10月23日、東淀川体育館で行われ、関西学院大学バスケットボール部が天理大学に54-53で勝利し、通算16勝2敗で18年ぶり14回目のリーグ優勝に輝きました。
 関西学院大学は春シーズン、関西学生選手権大会(4、5月)で4位、西日本学生選手権大会(6月)で初戦敗退しました。横澤拓海・主将(経済学部4年生)は「春シーズンは、優勝できず悔しい思いをした。この敗戦を機に、部員一人ひとりが危機感を抱き、『上を目指すために何が必要か』を考え始めた」と振り返ります。ミーティングで課題を出し合い、主力選手にも多かった個人中心のプレースタイルや試合態度を改善し、チームの戦術も、個々の能力を最大限生かすための連携重視に変更。夏合宿では、味方とのミスマッチをなくすことに専念し、状況に合わせて瞬時に仲間の次の動きがわかるレベルまでチームワークを磨きました。部員の目の色はみるみる変わり、「チームの勝利のために」という意識が浸透していきました。

試合後の選手たち

試合後の選手たち

 関西学生リーグ戦は、1部に所属する10大学がそれぞれ2試合ずつ対戦し、全18試合の勝敗で競います。リーグ戦の山場は9月10日、昨年度3冠を達成した近畿大学戦。一進一退の攻防で、延長戦に突中しました。選手たちは「練習通りやろう」「成功したプレーのイメージで」「昨年の悔しさを思い出せ」などと自主的に声を掛け合い、チームを奮い立たせます。すると選手たちは緊迫した状況を楽しむかのようにプレーし、価値ある勝利をつかみました。その後も春の関西王者の大阪学院大学、西日本王者の天理大学に接戦で勝利し、連勝街道を進みました。
 次の舞台は全日本大学選手権大会(インカレ)。横澤主将は「今年のチームの最終目標『インカレでベスト8以上』。さらにチームを成長させ、集大成を見せつける」と燃えています。東高西低の大学バスケットボール界で、関西学院大学が関東勢に挑みます。

【関西学院大学の個人賞】
最優秀選手賞 # 34池嶋一輝(人間福祉学部4年生)
優秀選手賞 # 10 松原寿樹(社会学部3年生)、# 23 松田 健太(商学部4年生)
フリースロー王 # 74中野司(法学部2年生) 33/38 86%
優秀監督賞 綾部有(関西学院大学)

【リーグ戦 結果】
1位 関西学院大学
2位 天理大学
3位 立命館大学
4位 京都産業大学
5位 大阪学院大学
6位 大阪体育大学
7位 大阪経済大学
8位 近畿大学
9位 関西大学
10位 同志社大学

関西学院大学バスケットボール部 外部サイトへのリンク

関学スポーツ 外部サイトへのリンク