2016.07.13.
総合政策学部生が西脇市新庁舎のあり方を市長らに提案

 総合政策学部生が7月9日、兵庫県西脇市の複合施設「みらいえ」で西脇市の新庁舎のあり方について研究成果発表会を行いました。
 同発表会は、関西学院大学と西脇市の包括連携協定で実施している授業「都市財政論」(担当:長峯純一・総合政策学部教授、客野 尚志・総合政策学部教授)の一環です。西脇市は市庁舎を新築整備する予定であり、学生たちは西脇市でのフィールドワークを取り入れながら、まちづくりと地域振興、住民参加、行政サービス改善などの視点から、市庁舎建替えのあるべき姿という課題に取り組みます。
 受講している学生11人が3グループにわかれて発表。「高校生を中心とする若者が行政に参画するための空間と仕組づくりをすすめる」「西脇市の賑わいの中心としての市役所を機能させるため、特に食と地場産業に注目する」「健康都市構想を実現するために市庁舎にウォーキングコースや健康に着目した食堂等を設置する」など、それぞれの視点で望ましい市庁舎のあり方を提案しました。会場には片山象三市長をはじめ西脇市の関係者、高校生、関学同窓会西脇支部のメンバーも参加し、学生の提案に対し様々な意見や激励が飛び交いました。
 西脇市の担当者は各提案について「市の将来のために一生懸命に取り組んでもらってとても感謝している。提案内容については、今後の計画立案に向けて参考にしたい」などと話しました。