2016.06.06.
関西学院大学特別講演会-ウォルト・ディズニー・ジャパン代表取締役社長が登壇

 関西学院大学は6月3日、西宮上ケ原キャンパスで特別講演会を実施し、ウォルト・ディズニー・ジャパン代表取締役社長のポール・キャンドランド氏が登壇しました。約540人の学生が出席し、会場を埋め尽くしました。

 講演会のテーマは、「ディズニーのビジネス戦略とグローバル時代に求められる人材とは」。ポール氏は登壇早々、学生らに向かってカメラを構え、「ハイ!ミッキー」という掛け声とともに写真を撮影。学生らは楽しそうに両手を頭につけてミッキーマウスのポーズをとり、開始から会場は笑顔に包まれました。その後、映像やスライドを使用し、ウォルト・ディズニー・ジャパンが大切にしている考えやビジネス戦略を解説。世界を取り巻く環境の変化が年々早くなっていること、ビジネスに国境はないことなどに触れ、「常に変化があることは、とてもエキサイティング。変化を嫌がっていると成長はない。激動の時代だからこそ、楽しんでいくべき」などと話しました。

 また近年の取り組みとして、日本で1日約700万人が利用しているパズルゲーム「LINE: ディズニー ツムツム」を実例に紹介。始まりはディズニーストアの女性社員のアイデアであったことや、日本で成功し世界で展開していることなどの物語を話し、仕事の楽しさを伝えました。
 後半には会社が求める人材として、パッション、フレキシブル、アダプタビリティ、チャレンジ精神、英語の5つの項目をあげました。質疑応答では、大多数の学生が積極的に挙手。ポール氏は一つひとつの質問にユーモアを交えながら答えました。
 ポール氏は「ディズニーでの仕事は毎日が楽しい。みなさんも大きな夢を持ち、自信を持って歩んでください。そして周囲のプラスになることを行ってください」とメッセージを送りました。