2016.05.27.
シェイクスピア没後400年公演「テンペスト」開催

テンペスト公演の様子

テンペスト公演の様子

 関西学院は5月20日、シェイクピア没後400年企画として西宮上ケ原キャンパスにイギリスの劇団インターナショナル・シアターカンパニー・ロンドン(ITCL)を招き、シェイクスピア最後の作品劇「テンペスト」(嵐)を上演しました。中央講堂には約700人の中学生・高校生・大学生・一般の方が集まり、公演とトークセッションを楽しみました。

テンペスト公演の様子

テンペスト公演の様子

 シェイクスピアは16世紀末から17世紀初頭にかけてイギリスで活躍した演劇史上最高の劇作家と言われています。作品の特徴として言葉の豊かさがあり、本公演でも、異なったリズムのセリフや日常的な言葉から詩的な言葉まで、生の英語の豊かな響きを楽しむことができました。
 公演前には役者による演劇ワークショップも開催され、約20人の学生が参加しました。実際に体を動かしたりディスカッションしたりする中で、コミュニケーションにおいて想像力や感性を磨くことの重要性を実感しました。公演後にはワークショップ参加学生4人が登壇し、役者とトークセッションも行いました。「テンペスト」の中で取り上げられていた復讐や慈悲の感情、喜劇の場面などに触れ、演じる側の思いなどを共有しました。

テンペスト公演後にトークセッション

テンペスト公演後にトークセッション

 15日には、千里国際キャンパスでも同上演・ワークショップを行い、千里国際中等部・高等部生、その保護者の方などが楽しみました。

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