2016.05.16.
「関学レインボーウィーク」スタート!誰もが生きやすいキャンパスに!

関西学院グリークラブのカルテット

関西学院グリークラブのカルテット

 関西学院大学は5月16日、西宮上ケ原キャンパスで、性的少数者をはじめ多様性を認める環境を作ることを目的にした「関学レインボーウィーク」のオープニングイベントを実施しました。
 「関学レインボーウィーク」は、多様な性の在り方を認め、考える「IDAHOT(国際反ホモフォビア・反トランスフォビア)の日」(5月17日)に合わせて、2013年度より毎年開催しています。4回目となる今年のテーマは、「みんなが気づけば、関学も変わる!」。西宮上ケ原キャンパスと西宮聖和キャンパスで5月16日から20日まで、神戸三田キャンパスで5月23日から27日まで開催します。
 オープニングイベントでは、村田治・学長が「4回目の関学レインボーウィークが、誰もが生活しやすい関学になる大きな一歩になればと思います。多様性について理解を深め、このウィークを楽しんでいきましょう」などと宣言しました。その後、関西学院グリークラブとアカペラサークル・クレセントパーティーの学生有志によるライブなどがあり、会場は盛り上がりました。

クレセントパーティーのメンバー

クレセントパーティーのメンバー

 期間中、教職員や学生からメッセージをまとめたパネル展示、講演会、映画上映会、学部合同チャペルなどが企画されています。啓発リーフレットは日本語版のほか英語版も用意し、レインボーシールも配ります。
 関西学院は2010年9月、学生・生徒・児童・教職員ら関西学院に集うすべての人が性別や年齢はもとより、国籍、人種、民族、出生地、宗教、セクシュアリティといった違いを尊び、それぞれの能力を発揮できる環境づくりに向けて努力していこうと、「インクルーシブ・コミュニティ(多様性を力とする垣根なき共同体)宣言」を発表しています。