2015.11.21.
関西学院賞をゴードン門田氏が受賞

左から宮原明理事長、ゴードン門田氏、ルース・M・グル―ベル院長

左から宮原明理事長、ゴードン門田氏、ルース・M・グル―ベル院長

 関西学院は11月21日、西宮上ケ原キャンパス中央講堂(125周年記念講堂)で、関西学院賞授賞式を開催し、ゴードン門田氏(1949年関西学院中学部卒業、52年関西学院高等部卒業)に「関西学院賞」を授与しました。

 関西学院賞は、関西学院の創立125周年を記念して「“Mastery for Service”を体現する世界市民」として著しく貢献した方々の功績を讃えるものとして2014年に創設されました。
 ゴードン門田氏は、日本人のカナダへの観光開発と促進に貢献し、日本とカナダの交流を促進する多くのプロジェクトを手掛けています。さらに、日系カナダ人コミュニティーに地域、全国レベルで関わり、第二次世界大戦時の日系カナダ人強制移住、収容に対するカナダ政府への公式謝罪と補償を要求する活動を牽引。カナダにおける日系カナダ人の名誉回復に多大な貢献を果たしました。

スピーチをするゴードン門田氏

スピーチをするゴードン門田氏

 現在は関西学院大学の日加大学協働・世界市民リーダーズ育成プログラム“Cross-Cultural College”(2011年度文部科学省「大学の世界展開力強化事業」採択プログラム)のアドバイザリーボード委員を務め、英語中期留学プログラムや関西学院初等部の「カナダ・コミュニケーション・ツアー」での協力、支援を通じて、学生や児童とも交流があります。
 ゴードン門田氏は受賞記念スピーチで「今回の受賞で、46年から52年まで関学で学んだ日々が次々に思い出されました。同時に、私には世の中のためにできることが、今後もたくさんあると感じました。受賞にふさわしい活動ができるように励んでいきます」などと話しました。

会場の様子

会場の様子