2015.11.02.
第3回21世紀学術フォーラムカンファレンスで総合政策研究科生が最優秀賞を受賞

 9月20日から22日にかけて米国マサーチュセッツ州のハーバード大学国際会議場(Martin Conference Center)にて開催された国際会議(第3回21世紀学術フォーラムカンファレンス 3rd 21st Academic Forum Conference、主催21st Academic Forum)で、川西孝男さん・総合政策研究科博士後期課程3年生が最優秀賞(MDP: Most Distinguished Participant AWARD)を受賞しました。
 国際会議では、欧米など世界各国から大学教授ら研究者約200人が出席し、21世紀の学術研究に関する学際的かつ国際的な研究成果の発表を行いました。同会議に出席した川西孝男さんは、関西学院大学創始者で米国出身のウォルター・ラッセル・ランバスと、当時、米国で注目されたヴァーグナーの聖杯騎士伝説を題材としたオペラ「パルジファル」との関連について英語口頭発表(Title: USA and the Legend of Holy Grail’s Knight: Walter Russell Lambuth as “Parsifal”)し、当時の米国に聖杯騎士伝説の精神が深く根付いていたことを明らかにしたほか、ハーバード大学そして関西学院大学の聖杯騎士伝説との関わりについて例証しました。
 また、川西さんは同会議の初日および最終日の第一セッションの座長を務めたほか、主催者側委員会を補佐し、会議全日程の議事進行に寄与しました。川西さんは研究発表の成果とともに議事進行への貢献によって、最も顕著な功績を残した研究者として同賞を受賞しました。このAWARDには主催者側から関西学院大学への感謝の意も添えられています。

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