2015.02.12.
関学大初の力士が誕生! ~宇良和輝さん(教育4)の木瀬部屋入門会見を実施~

会見の様子

会見の様子

 関学大は2月12日、西宮上ケ原キャンパス・関西学院会館で、体育会相撲部の宇良和輝さん(教育学部4年生)の大相撲・木瀬部屋入門会見を開催しました。記者会見には宇良さんのほか、木瀬部屋の木村瀬平親方、相撲部部長・永田雄次郎文学部教授、石坪昭宏・相撲部総監督が出席しました。会場にはテレビ局、新聞社あわせて合計25社、約100名の報道陣が殺到。テレビ番組の生中継も実施され、宇良さんへの注目度の高さがうかがえました。

宇良さんと体育会相撲部の部員の皆さん

宇良さんと体育会相撲部の部員の皆さん

 宇良さんは会見で「2年で関取になることが目標です。1年目は10キロ体重を増やし、ウエイトトレーニングにも励んでプロで通用する身体を作りたいと思います」と抱負を述べました。木村瀬平親方は「今まで、宇良くんのような相撲をとる力士を見たことはありません。今のスタイルままで相撲をとり続けて欲しいです」と話しました。

 宇良さんは、身長172cmと決して大きくはない体格をカバーするため、毎日5.5合のご飯やたんぱく質を意識した食事管理、180度の股割りやバク宙を取り入れたマットトレーニングなど独自の肉体改造に取り組んできました。第51回全国選抜大学・社会人対抗相撲和歌山大会(2013年)無差別級では、体重が倍近い相手を次々と投げ飛ばし準優勝。世界大会のWorld Combat Games2013ライトウエイト級(85kg未満)では、準決勝で一回り体が大きいロシア人選手の隙を突いて必殺の「居反り」で、相手を宙に浮かせ頭から土俵に押し付けるなど、会場を沸かせる快進撃で世界一に輝きました。