関西学生アメリカンフットボールリーグ（Div.1）第7節が11月23日、大阪市・長居のキンチョウスタジアムで開催され、関学大アメリカンフットボール部が立命館大に21－7で勝利し、5年連続54回目のリーグ優勝を達成しました。
　2年ぶりの全勝対決となり、勝利したチームがリーグ優勝となる大一番。第1Q、関学大はC73松井和史（商学部2年生）がエンドゾーンに転がったボールを押さえてTD（タッチダウン）を決めます。K12三輪隼也（社会学部4年生）がキックを成功させ、7点を先制しました。ディフェンス陣もインターセプトを決めるなど好守を見せます。
　第2Qでは、残り6分に主将のRB28鷺野聡（商学部4年生）が中央から抜け出してタッチダウン。キックも成功させ、リードを広げました。

　第3Q5分、関学大はインターセプトを許すとそのままTDとキックを決められます。しかし残り2分、鷺野が中央にダイブし2本目となるTDで流れを引き戻すと、第3Q終了直前にはLB57小野耕平（社会学部4年生）がQBサックで盛り上げます。その後もディフェンス陣がビッグプレーを連発し、立命館大の攻撃を封じました。そして、ついに待ちわびた瞬間が訪れます。関学スタンドからの掛け声「3、2、1、0」とともに試合終了。会場には校歌「空の翼」が響き渡りました。