2014.11.18.
大阪府教育委員会の中原徹・大阪府教育長が来校

国際貢献活動についてプレゼンテーションする学生

国際貢献活動についてプレゼンテーションする学生

 大阪府教育委員会の中原徹・大阪府教育長が11月17日に西宮上ケ原キャンパスを訪問しました。

 中原教育長は、宮原明理事長、村田治学長らとの懇談ののち、9月に竣工した中央講堂(125周年記念講堂)などを見学。その後は山田好一・国際教育協力センター教授の授業「グローバルゼミⅡ」に参加しました。

 授業では、国連ユースボランティアや国際社会貢献活動のプログラムでネパールやインドネシア、ボスニア・ヘルツェゴビナに派遣され、現地でボランティア活動などに従事した学生6人が現地で学んだことをプレゼンテーションしました。

 ネパールのNGOで教育支援などに携わった芥川真由子さん(国際学部3年生)は「ネパールにいく前はネットなどの情報をみて、貧しい国だという印象しかありませんでしたが、現地の人々と触れ合うなかで、自給自足の生活のなかに、コミュニティの温かさを感じました。貧困率など、データの上で日本と比べれば貧しいのかもしれませんが、現地の人々がいつも笑顔で生きている姿をみると、本当に貧困だといえるのか、貧困とは何かを改めて考えさせられる機会になりました」などと話しました。

中原・大阪府教育長(前列右端)を囲んで記念撮影

中原・大阪府教育長(前列右端)を囲んで記念撮影

 中原教育長は、学生のプレゼンテーションを受けて「プレゼン能力の高さには驚きました。みなさんの話を聞いて、行動することの大切さを改めて学んだ気がします。実際に行ってみないと分からないことはたくさんあります。今後も実体験のなかで学んだことを大切にいろんなことに挑戦し続けてほしい」と話しました。

※関西学院大学と大阪府教育委員会は今年4月に大学と高等学校が抱える教育の課題を連携して対応することで、教育・研究の充実と発展に貢献することを目的とする包括連携協定を締結しています。