2014.07.11.
小学生が感謝の会を開催 ~教育学部生の朝の通学ボランティア活動に~

 教育学部生が西宮市立上ヶ原小学校の子どもたちのために行っている登校時の安全確保と見送りのボランティアに対して、上ヶ原小学校の児童らによる感謝の会が7月11日、西宮聖和キャンパス内で開催されました。
 このボランティア活動は2001年6月8日に発生した大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件に衝撃を受けた教育学部の藤木大三教授が、聖和大学(当時)教育学部の学生たちに呼びかけ、事件からちょうど1ヶ月経った7月8日から始まりました。新たに入学してきた学生にも受け継がれ、関西学院大学教育学部となってからも途切れずに、13年以上続いています。

 感謝の会では、児童の代表が「いつも僕たちの安全を見守ってくれてありがとうございます。見送ってくれたあと、学校に来てくれて一緒に遊んでくれてうれしかったです。また2学期からもよろしくお願いします」とお礼を言いました。
 通学ボランティア活動に参加している学生を代表して安田宏平さん(教育学部4年生)が「今日は素敵な会を開いて下さってありがとうございます!2学期にまた通学路で元気にみんなと会えることを楽しみにしています。夏休みを元気に過ごしてください!」と述べました。

 児童たちからお礼のメッセージカードを渡されると、学生たちは嬉しそうにそのひとつひとつに目を通していました。