2014.04.15.
理工学部生による室内型プロジェクションマッピング-神戸三田キャンパスで

 理工学部生で編成されるアクティブラーニンググループ・機巧堂(からくりどう)が、神戸三田キャンパスのアカデミックコモンズ内で4月14日から18日まで、室内型プロジェクションマッピングを披露しています。室内型プロジェクションマッピングは関学大で初の取り組みです。
 プロジェクションマッピングとは、建造物の壁面などをスクリーンにして映像を投影して楽しむ人気のパフォーマンス。室内型プロジェクションマッピングは、従来の屋外で大型の映写物に投影するものと異なり、展示物のデザインやレイアウトを自由に行えるため、新しいイメージが生まれやすいと言われている注目の手法です。

 今回の映像は「四季」「枕草子」「紅葉」をテーマにした合計約7分の3部作。暗い室内に配置した大小様々な展示物に映像を照らしています。緻密な作業を繰り返して作り上げた渾身の一作です。また、これまで機巧堂が実施したプロジェクションマッピングを再現した関学大校舎の模型も合わせて展示しています。来場者は興味津々な様子で楽しんでいました。
 機巧堂メンバーの西垣香苗さん(理工学部3年生)は「プロジェクターと展示物の距離を計算し、映像を合わせるのが難しかったですが、きれいに仕上げることができました。12月には屋外で実施する予定なのでさらに良いものを作り、感動してもらえるように頑張りたいです」と意欲を見せています。