2014.03.11.
東日本大震災3周年記念礼拝を開催

黙祷をする参加者

黙祷をする参加者

 東日本大震災3周年記念礼拝が西宮上ケ原キャンパスランバス記念礼拝堂で開催され、地震が発生した3年前の3月11日14時46分に合わせて約80名の参加者が黙祷し、祈りを捧げました。
 ルース・M・グルーベル院長は「3年がたっても被災地では、苦労されている方々がたくさんいます。被災者の方々に寄り添って復興を目指し、より良い日本、より良い世界を作っていきましょう」などと挨拶しました。


 

被災体験を話す齋藤未歩さん

被災体験を話す齋藤未歩さん

 黙祷後は、学生2名による震災の体験報告がありました。仙台市で高校3年生の時に被災した齋藤未歩さん(社会学部2年生)は「震災を体験して生きることの意味を知り、故郷に愛着持つようになりました。復興には時間がかかります。それでも被災地や故郷で懸命に生きている方々と一緒に、復興にむけて歩んでいきたいです」などと訴えました。
 関学大ヒューマンサービスセンター・共働プラットホームで被災地でのボランティアに励む永井美瑞紀さん(社会学部2年生)は「3年がたっても被災地では問題が山積みですし、新たな課題も出てきます。私たちの力が復興の役に立つように、今後も活動に励んでいきたいです」などと話しました。