2013.12.03.
ロシア連邦・国立海洋大学から学長特別表彰を授与 ―市川文彦・経済学部教授―

ナターリャ・ボイコ・国立海洋大学国際教育センター長(学長代理)と市川教授(左)

ナターリャ・ボイコ・国立海洋大学国際教育センター長(学長代理)と市川教授(左)

 市川文彦・経済学部教授は日露学生交流への企画・実施への永年の貢献が高く評価され、11月、ロシア連邦・ネヴルスコイ提督名称国立海洋大学から学長特別表彰を授与されました。2009年秋に続き2度目の受賞です。

 市川教授は前任校の富山大学と協力しながらロシア研修を2000年から続けており、今年で14回目。近年は日本学生支援機構(JASSO)留学制度補助金も得て実施しています。学部ゼミ生を中心にウラジオストクの同大学でロシア語の基礎会話、ロシア経済事情を学び、地域実地調査を行っています。また、国際比較史の観点から、東アジアでの地域協力などについてロシアの学生と議論・報告することも研修の目的です。

 このたびの受賞は、14回を重ねた日露学生交流への企画・実施への永年の貢献が同大学に評価され、11月19日に表彰されました。
 市川教授は「日本海の対岸都市に実際に出向いて、ゼミ生諸君がアジア極東のダイナミックな変化に触れながら、若者同士の交流をさらに深めてもらいたい」と話しています。