2013.10.29.
世界市民グローバルフォーラム「『世界』を舞台にした”Mastery for Service”の実践」を開催

報告をする椎野さん

報告をする椎野さん

 世界市民グローバルフォーラム「『世界』を舞台にした”Mastery for Service”の実践」が10月26日、西宮上ケ原キャンパスで開催されました。

 フォーラムでは、瀧川奏子さん(経済学部3年生)、山田隼也さん(総合政策学部3年生)、椎野佑梨さん(国際学部4年生)が帰国者レポートとして国連学生ボランティア(UNV)や国際社会貢献活動の体験談を報告しました。ラオスで産品開発などを行った瀧川さんは「興味を持ったことに対しては物怖じせず挑戦できる自分の新たな一面に気づけました」と話し、インドネシアで小学生に日本文化の指導などを行った山田さんは「海外で日本について説明することで、日本の歴史や文化などを客観的に見ることができました」と話し、ナミビアでウェブサイトやポスター作成などを行った椎野さんは「価値観の異なる人と仕事をする難しさを知り、相手を受け入れる大切さを学びました」と話しました。

パネルトークの様子

パネルトークの様子

 帰国者レポート後は、パネリストに山田好一・国際教育・協力センター教授とJICA関西調査役の松久逸平氏、關谷武司・国際学部教授をコーディネーターにパネルトークを行いました。パネルトークはサモア、カンボジア、インドネシア、スリランカ、ボスニアに同時中継され、各国へ派遣されている学生もパネリストで参加しました。
 山田教授は「派遣されている学生はチャンスをつかみ、世界への一歩を踏み出しました。より多くの学生にも一歩を踏み出して欲しいです」などと話し、松久氏は「自ら仕事を探し、成果を出すことがリーダーシップです。関学生の国際社会での貢献は、非常に評価されるものです」などと話しました。
 会場には多数の高校生を含めた約200名の来場者が訪れ、積極的に質問する姿も見られました。