2013.10.28.
関学発祥の地・神戸で創立125周年記念シンポジウムを開催

基調講演

基調講演

 創立125周年記念シンポジウム「神戸から世界へ~地域と歩む学び~」(2013年9月28日開催)の採録記事が神戸新聞朝刊(2013年10月27日付け)に掲載されました。紙面は、画面下のPDFファイルからご覧ください。またフォーラムの詳細は、以下のとおりです。 

 関西学院大学は、創立125周年記念事業の一環として、9月28日に神戸ハーバーランドの神戸新聞松方ホールで関西学院創立125周年記念シンポジウム「神戸から世界へ~地域と歩む学び~」を開催しました。関西学院大学主催、神戸新聞社共催。
 基調講演では井上琢智関西学院大学学長が、1889年(明治22年)に神戸の原田の森で誕生した関学の歴史や、現在までの歩みを映像を使って説明しました。また、これからの学生には学びたいことを意欲的に取り組む姿勢が重要であるとし、「大学は学生一人ひとりの意欲を授業や制度などで支援していきたい」と述べました。

パネルディスカッション

パネルディスカッション

 基調講演に続いて井上学長、プロ野球オリックスから米大リーグで活躍した野球解説者の田口壮氏(1992年商学部卒)、株式会社アッシュ・セー・クレアシオン代表取締役社長の蟻田剛毅氏(1998年法学部卒)がパネルディスカッションをしました。コーディネーターは神戸新聞編集委員の磯辺康子氏(1987年文学部卒、89年文学研究科修了)。
 田口氏は「阪神淡路大震災の時は地域の方々との交流の大切さを学び、オリックスの選手が逆に勇気をもらいました。米大リーグは地域色がさらに強いです。自分たちが地域のためにできることを考え、感謝の気持ちを持つことが地域貢献につながっていきます」と話し、蟻田氏は「洋菓子業界は地域の方の協力が必須です。地域に必要とされる存在をめざしながら、世界に羽ばたいていきたいです。また自社愛や自己愛を持って自分をアピールできる人こそが、世界でも活躍できる存在になっていくはずです」と話しました。

 当日は関西学院交響楽団による弦楽四重奏の演奏もあり、来場者は熱心に聞き入っていました。
 創立125周年記念シンポジウムの採録記事は、神戸新聞朝刊(2013年10月27日付け)に掲載予定です。

関西学院交響楽団による演奏

関西学院交響楽団による演奏

10月27日紙面データPDFリンク