2013.07.12.
CCC Certificate Program 修了証書授与式・成果報告会を実施

江嵜那留穂さん(左)と芝池拓臣さん

江嵜那留穂さん(左)と芝池拓臣さん

 CCC(Cross-Cultural College)Certificate Program修了証書授与式・成果報告会が7月12日、西宮上ケ原キャンパスG号館のフジタグローバルラウンジで実施され、芝池拓臣さん(2013年法学部卒)と江嵜那留穂さん(国際学部4年生)が修了証書を授与されました。

 CCCは、文部科学省の平成23年度「大学の世界展開力強化事業」のタイプB「米国大学等との協働教育の創成支援」に採択された教育プログラムです。関学大がカナダの3大学(マウント・アリソン大学、クイーンズ大学、トロント大学)と協働でCross-Cultural Collegeを設置・運営し、両国の学生が寝食をともにしながら課題に取り組みコア科目など、特長的なプログラムで世界市民リーダーを育成することを目的としています。

 式では神余隆博・副学長が祝辞を述べ、修了証書を授与しました。その後の成果発表会では、芝池さんはカナダの学生と2週間の間寝食をともにし、グループ研究や発表を行った経験について発表し、江嵜さんはカナダの学生と2人ペアで行った約1週間の就業体験を中心に発表しました。成果発表会後は、自由懇談の時間が設けられ、教員や学生らが交流しました。CCC構想責任者の水戸考道・法学部教授は「CCCでは語学力はもちろん、異文化の人と一緒に問題を発見し、解決するスキルが身につきます。2人には、このスキルを生かして様々な企業や機関で活躍して欲しいです。よく頑張ってくれました」と祝福しました。

 芝池さんは「CCCでカナダの学生とのつながりができて、良い人間関係が築けました。またカナダの学生と一緒に研究することで、カナダ文化の良さを学ぶことができました」と話し、江嵜さんは「文化の違いを肌で感じることができ、普段の勉強とは違う貴重な経験になりました。達成感のあるプログラムです」と話しました。