2013.07.12.
小学生が感謝の会を開催 ~教育学部生の朝の通学ボランティア活動に~

小学生が感謝の会を開催 ~教育学部生の朝の通学ボランティア活動に~

お礼のメッセージを受け取る学生たち

お礼のメッセージを受け取る学生たち

教育学部生が毎朝、西宮市立上ヶ原小学校の子どもたちのために行っている登校時の安全確保と見送りのボランティアに対して、上ヶ原小学校の児童らによる感謝の会が7月12日、西宮聖和キャンパス内で開催されました。

 このボランティア活動は2001年6月8日に発生した大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件に衝撃を受けた教育学部の藤木大三教授が、聖和大学(当時)教育学部の学生たちに呼びかけ、事件からちょうど1ヶ月経った7月8日から始まりました。
 新たに入学してきた学生にも受け継がれ、関西学院大学教育学部となってからも途切れずに、12年以上続いています。

 感謝の会では、児童の代表が「いつも僕たちを見守ってくれてありがとうございます。1年生の時からずっと見守ってもらい、お兄さんやお姉さんとドッジボールをして遊べるようにもなって、学校生活ももっと楽しくなりました」とお礼を言いました
 通学ボランティア活動に参加している学生を代表して安田宏平さん(教育学部3年生)が「夏休みはめいいっぱい勉強もして、遊んで、怪我なく、楽しくすごして下さい。新学期にまた通学路で元気にみんなと会えることを楽しみにしています!」と述べました。
 教育学部の日浦直美学部長も「学生のお兄さんやお姉さんは朝の活動で、挨拶を返してくれる皆さんに元気をもらっています。私からもお礼を言わせてくださいね」とやさしく児童たちに語りかけていました。

 児童たちからお礼のメッセージカードを渡されると、学生たちは嬉しそうにそのひとつひとつに目を通していました。