2013.06.21.
フォーラム「男女共同参画の広がりをめざして~関西学院における課題~」を開催

フォーラムの様子

フォーラムの様子

 関西学院大学男女共同参画推進本部が6月21日にフォーラム「男女共同参画の広がりをめざして~関西学院における課題~」を開催しました。

 関西学院大学は文部科学省の「女性研究者支援モデル育成」事業として2010年度から男女共同参画推進事業を進めてきました。当初理工学部を中心に始めた事業は、今では関学全体の取り組みになっています。

 フォーラムでは、高橋和子・理工学部副学部長が女性研究者支援事業の成果報告をしたのち、女性研究者や女性管理職として働く教職員らがパネリストとして登壇。女性研究者の授業支援の一環で実施してきたピンチヒッター制度などを利用した教員は「この制度があったお陰で何よりも研究者に必要な時間ができた。育児中であっても精力的に研究活動に専念することができた」と話した。このほか職場における課題として、関学における職員の女性管理職比率が低いことについても触れ、「制度を作るだけでなく、それをどのように運用していくかを考えなくてはならない」などと述べました。
 フォーラムには他大学の教職員らも参加し、熱心に話に聞き入っていました。