2013.06.06.
教育学部 朝の交通ボランティア活動に協定校 ウィットワース大学の学生・教員が参加

教育学部 朝の交通ボランティア活動に協定校のウィットワース大学の学生・教員が参加

活動を行うウィットワース大学の学生ら

活動を行うウィットワース大学の学生ら

 6月6日、教育学部生が毎朝、西宮市立上ヶ原小学校の子どもたちのために行っている登校時の安全確保と見送りのボランティアに、来日中の関西学院大学の協定校のアメリカ・ワシントン州のウィットワース大学の学生と教員が参加しました。
 このボランティア活動は2001年6月8日に発生した大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件に衝撃を受けた教育学部の藤木大三教授が、聖和大学(当時)教育学部の学生たちに呼びかけ、事件からちょうど1ヶ月経った7月8日から、新たに入学してきた学生に受け継がれ、関西学院大学教育学部となってからも途切れずに、12年続いているものです。

 ウィットワース大学の学生たちは教育学部の学生とともに交差点に立ち、登校中の上ヶ原小学校の児童たちに「おはようございます」と元気に声をかけていました。中には「Good Morning!」と元気に挨拶を返す児童もいて、その声を聞いて学生たちは嬉しそうな表情を浮かべていました。

教育学部の学生、藤木大三教授とウィットワース大学の学生ら

教育学部の学生、藤木大三教授とウィットワース大学の学生ら

 交通ボランティア活動に参加していた教育学部1年生の住吉神奈さんは「最初はこの活動をウィットワース大学の学生さんたちがどう思うか不安だったのですが、楽しみながら活動をしてくれているようで安心しました」とほっとした様子でした。活動に参加したウィットワース大学のトッド・サンドバーグ准教授は「この活動に参加できてよかった。自分自身にとっても、学生たちにとっても日本の文化にも触れる機会にもなり、非常にいい経験になりました」と話していました。