2013.06.03.
関西学院大学・UNV協力協定署名式を実施

上智大学、明治大学、明治学院大学、立教大学、東洋大学とも了解事項を交換

UNV事務局長と大学関係者

UNV事務局長と大学関係者

 関西学院大学は国連ボランティア計画(UNV)との協力協定(覚書:Memorandum of Understanding)署名式、および他大学との了解事項交換式を6月3日に国連大学で実施しました。
 
 当日は、リチャード・ディクタス・国連ボランティア計画(UNV)事務局長らが協定書に署名し、関学内に新たに「国連ユースボランティア」派遣日本訓練センターを設置し、国連ユースボランティアプログラムに学生派遣することに合意しました。
 
 さらに、関学大は国内の5大学(上智大学、明治大学、明治学院大学、立教大学、東洋大学)とも了解事項を交わし、日本の基幹校としてより幅の広い国連ユースボランティアの派遣に協力することにも合意しました。
 
 署名式に出席したリチャード・ディクタス氏は「ボランティアは、若者の創造力とエネルギーを発揮できるとても素晴らしい方法だと考えている。そしてその力こそが、世界の発展や平和構築につながると期待しています」と話し、神余隆博・関西学院大学副学長は「関学の使命として実施してきたボランティアを、今後さらに幅広い枠組みで発展させていきたい」などと意気込みを語りました。 
 
 今後、国連ユースボランティアに参加する学生は、「国連ユースボランティア」派遣日本訓練センターが提供する研修を受講したのち、UNVが派遣需要を確認した途上国で情報通信、教育、環境、啓発活動、若者に関する課題などの分野における開発支援活動に約6ヵ月従事します。関西学院大学を含め、計6大学の学生を年間10数名、2013年~2015年の2年間にわたって派遣予定です。