2013.03.28.
神戸三田キャンパス・アカデミックコモンズ 竣工式―教職員ら200人が参加

神戸三田キャンパス アカデミックコモンズ竣工式

神戸三田キャンパス アカデミックコモンズ竣工式


 2012年4月に着工した関西学院神戸三田キャンパスの「Academic Commons(アカデミックコモンズ)」が完成、28日に竣工式を執り行い、教職員ら200人が参加しました。
 グルーベル院長は式辞で「アカデミックコモンズは、関西学院や神戸三田キャンパスのスピリットが宿っています。イエス・キリストが弟子を歓迎して足を洗ったように、学生、教職員が互いに支えあうのはまさに、スクールモットー“Mastery for Service”の行為です」と挨拶しました。

 Academic Commonsは、「学習×憩い×学生活動」をコンセプトとし、教室とは異なる空間で、学生が主体的に学習し、先輩・後輩・教員・職員との交流、研究や活動の成果を発表できる場です。これまでの関西学院大学にはなかった新しいコンセプトによる建物で、約5,000人の学生が学ぶ神戸三田キャンパスのほぼ中心に位置し、活動・情報発信の拠点となります。

 建物は地上2階の鉄筋コンクリート造で、建築面積約2,860㎡、延べ床面積約4,400㎡。
 2階まで吹き抜けの「アクティブラーニングゾーン」は、自然光を多く取り込んだ約800㎡もの広さ。自主的なグループ学習により課題に対する理解を深め、共同作業を通して協調性やリーダーシップを養います。壁による仕切りをなくし、複数種類のデザイン性に富む可動式の机と椅子、ホワイトボードを配置し、自由に学びの空間をデザインできるように工夫しています。

 その他、成果発表やプレゼンテーションの場として「プレゼンテーションルーム」(2室)、「シアター」を設置し、最新のAV機器を配置。
 また、学習の合間のリフレッシュや空き時間などの憩いの場として「クレセントラウンジ」を設置。ゆったりとくつろぎながらコミュニケーションできる街中のカフェをイメージしており、地元三田市で有名なスイーツショップ「Café 3101(カフェ サント・アン)」も出店します。
さらに、異文化交流や地域交流にも利用できる和室もあります。

※竣工式の様子は、以下のリンク先フェイスブックページから写真アルバムで見ることができます。