2012.10.18.
高等部の宮寺教諭がテクノロジーの分野で受賞

高等部宮寺教諭

高等部宮寺教諭

 高等部の宮寺良平教諭はこのたび、Wolfram Innovation Awardを受賞した。授賞式は11月28日(水)、早稲田大学で開催のウルフラムユーザーカンフェレンスで、行われる予定。
 この賞は、数学ソフト「Mathematica」で知られるWolfram Research社(本社アメリカ)が、教育、金融、工学の分野で自社のテクノロジーを革新的に使用して重要な貢献をした個人10名を毎年表彰しているもので、昨年の受賞者には企業の研究者や大学教授、情報科学最高の賞であるACMチューリング賞を受賞した数学者などがいた。
 宮寺教諭は、これまで「Mathematica」を利用して、高等部生徒と共に新しい数学の公式や定理を発見してきたことが、Wolfram社の創業者でCEOであるStephen Wolfram博士から評価された。
宮寺教諭は「Stephen Wolfram博士はアップル社のSteve Jobs氏の親友で、20歳になる前に既に世界レベルの学者だった人物。複雑系科学のパイオニアの一人でもあるWolfram博士に評価してもらえたことは、この上ない喜び。共に研究して来た多くの高等部生徒達と共に喜びを分かち合いたい」と語っている。