総合支援センターとキャリアセンターが共催で、キャリア支援プログラムセミナー「発達障がいまたはその傾向のある学生のためのキャリアサポート～支援事例を通して～」を7月４日、西宮上ケ原キャンパス・学生サービスセンターで開催しました。関学大が発達障がいやその傾向のある学生に特化したキャリア支援プログラムを開催するのは初めて。

　セミナーは、社会福祉法人すいせい、ハローワーク西宮・神戸、山九株式会社の講演や障がい者雇用枠で働く発達障がいの当事者のかたから体験談、座談会で構成されたプログラム。講師らは「発達障がいのある方は、一人で自己理解を進めることが難しい場合が多いが、サポートを受けながらじっくり自分と向き合い、他者の意見にも耳を傾ける必要があります」、「事前準備さえしていれば、障がい特性や個性はさまざまであっても、必ず活躍できる仕事はあります。就職ができるから就職活動をするのです」などと語り、参加した学生や教職員27人は熱心に聴き入っていました。