2012.04.27.
震災支援ボランティア報告会を実施

活動報告の様子

活動報告の様子

 東日本大震災発生後、ボランティア活動に率先して取り組んできた関西学院大学の学生団体が、お互いの取り組み状況を報告しながら情報を交換し、一般学生にもさらに関心を持ってもらおうと、4月27日に西宮上ケ原キャンパスでボランティア報告会を開きました。
 今回の報告会では、今年3月1日と8日の2度にわたり西宮上ケ原キャンパスを出発した「関西学院ヒューマンサービスセンター 東日本大震災復興支援共働プラットホーム(共働P あいのりバスプロジェクト)」のボランティアバスで東北へ向かった学生の代表や、昨年から定期的に被災地の子どもたちへの支援活動を行ってきた「一歩スマイルプロジェクト」の学生の代表が活動報告を行ったほか、学外のボランティア団体からの活動報告も行われました。

 3月1日に出発し、仙台市宮城野区岡田地区で活動を行った堀口陽平さん(文4)、渡邉恭晃さん(法2)は「被災された方に対して思いやりを持つこと、何を必要とされているか気づくことが大事だと感じました。被災された方に寄り添うこと、つながろうとする気持ちも大切です」と熱く語りました。3月8日に出発し、仙台市若林区で活動を行った永井佑宜さん(法2)は「瓦礫の撤去を行いましたが、震災から1年経ったにもかかわらず、さまざまなものが出てきました。報道されていること以上の現実を目の当たりにして、今後も被災された方の役に立ちたいと感じました」と話しました。 また「一歩スマイルプロジェクト」の徳永由香里さん(教2)、 高見里奈さん (教2)は「活動を始めた頃の子どもたちの様子と比較すると徐々に落ち着いてきたように感じましたが、これからも継続して子どもたちを支援して行きたい」と話しました。

 報告会に参加した学生や教職員は熱心に耳を傾けていました。