関西学院大学啓明寮の学生が、兵庫県生活科学総合センターと協力し、４月25日に西宮上ケ原キャンパスで若者消費生活セミナーを開催しました。
　インターネット情報サービス等の架空・不当請求やキャッチセールスなど、大学生が被害に遭いやすい消費者トラブルについて学ぶのが目的で、今年初めて開催しました。
　セミナーでは、兵庫県生活科学総合センターの北村加奈さんを講師として招きました。北村さんは、キャッチセールスやマルチ商法など、さまざまな消費者トラブルについて事例を挙げながら説明し「インターネット関連のトラブルは年々増加傾向にあります。請求がきてもすぐに個人情報を出さないこと、反応しないことが大切。トラブルに巻き込まれたらすぐに消費者ホットラインなどで電話相談してほしい」と呼びかけました。
セミナーを主催した啓明寮長の辻建斗さん（経済学部３年生）は「実際に学内でも起こっている問題なので一人でも多くの学生に参加してもらいたいとの思いで開催しました。悪質商法については、分かったつもりでいても、知らないことが多く、今日の話はためになりました」と話しています。