2012.03.11.
3.11東日本大震災を覚えて

あいさつをするルース・M・グルーベル院長

あいさつをするルース・M・グルーベル院長

 「3.11東日本大震災を覚えて」の礼拝とメッセージの時が西宮上ケ原キャンパス関西学院会館で催され、地震が発生した1年前の3月11日14時46分に合わせて200名の参加者が黙祷し、祈りを捧げました。

 田淵結・宗教総主事は第一部の礼拝で「さまざまな立場、主張、考えを超えて、自分の主張が、立場の異なる主張とともに希望を産み出すものであるのか、深く捉えなければならない」と話しました。

 第二部のメッセージでは、6つの大学組織や学生団体が被災地に対するこれまでの支援活動について報告しました。
 災害復興制度研究所の山中茂樹教授は「日本には災害復興のための法体系がなく、政策目標を実現する法律整備、予算措置に1年もかかってしまっている。今後もさまざまな政策提言を続けるつもりだ」と発言。
 Heart on Coin "絆"プロジェクトの代表・室岡孝奈さん(総合政策学部3年生)は、「先月2月に被災地を訪問し、細くて長い支援が必要と感じた。自分たちにできる支援のあり方を引き続き模索したい」と語りました。

(3月14日追加)動画『3.11東日本大震災を覚えて』