2011.12.06.
第9回光都ビジネスコンペ in 姫路で優秀賞受賞―尾崎教授らのチーム



 尾崎幸洋・理工学部教授を代表提案者とするチームが、「光」に関するビジネスプランを募集した「第9回光都ビジネスコンペin姫路」で優秀賞を受賞しました。受賞タイトルは「量子結晶バイオチップを用いた表面増強ラマン散乱による疾病マーカー分子の超高感度識別法の開発」。尾崎教授のほか、今回の共同提案者である北濱康孝氏(本学理工学研究科専門技術員)、長谷川裕起氏(有限会社マイテック取締役)、伊藤民武氏(独立行政法人産業技術総合研究所主任研究員)らにより、現在、実用化に向けて共同研究開発を実施しているものです。

 姫路地域は、近隣に世界最大の大型放射光施設SPring-8等の研究施設があり、また産業面ではFPD関連、特殊ランプ関連などの光関連企業が立地しており、「光」に関して高い可能性があります。同賞は、「光」を軸とした技術シーズの発掘と新産業創出の取り組みとして姫路商工会議所が主催するものです。回を重ねるごとに関西圏のみならず全国から応募が集まっています。
 今回は、応募総数31件の中から、最優秀賞1件、優秀賞2件、奨励賞1件が選出されました。