2011.11.10.
学生映像コンテストで優秀作を受賞―理工学研究科の神田さん、戸谷さん―

 大学院理工学研究科博士課程後期課程2年生の神田竜さんと、同前期課程1年生の戸谷直之さんが開発したインタラクティブ・メディア・アート「慰めの呪(じゅ)」が学生映像コンテスト「BACA-JA 2011」のネットワーク部門で優秀作に選ばれました。

 「慰めの呪」ではまず、慰めたい友人のツイッターアカウントをiPhoneに登録します。すると、ツイッターで友人やそのフォロワーがつぶやいた「ショック」や「つらい」といったネガティブワードが含まれた文章が、天井から吊り下げられたプロジェクターによってテーブル上に映し出されます。そのテーブル上にiPhoneを置くと、文字がiPhoneに吸い込まれ、何かに乗り移られたかのように音を出して震えだします。そのiPhoneを手に持って力いっぱい振ると、ネガティブな文章は単語ごとにばらばらになって専用アカウントに格納されます。
 詳しくは神田さんと戸谷さんが作った以下の動画をご覧ください。

 この作品を開発した神田さんは「今後もさまざまなメディアのあり方を問いかけるような作品を作っていきたい」と話しています。
 関西学院大学理工学部からは、3年連続の受賞となりました。

『慰めの呪』

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