2011.10.07.
総合政策学部・上野ゼミの学生12人が中学校で講演

講演の様子

講演の様子

 関西学院大学総合政策学部の上野真城子教授のゼミ生12人が、10月7日、三田市立長坂中学校のゲストティーチャーとして、国際理解をテーマに講演しました。

 総合政策学部は、三田市教員委員会と協定を結び、国際理解教育促進のために昨年度から三田市内の小・中学校へゲストティーチャーとして学生らを派遣しています。今回の取り組みはその一環。
 上野ゼミの学生は、8月末から9月9日までモンゴルを訪れ、現地の小・中学生などを対象に、地震などへの防災意識の重要性を訴える活動のほか、深刻なごみ問題に直面するモンゴルの現状を改善するための啓発活動、清掃活動などのボランティアをしてきました。

 講演には、全校生徒約200名が参加。上野ゼミのメンバーは、映像やクイズを交えながらモンゴルでの活動について報告し「世界市民になるには、まずは社会で起こっている問題を知り、理解すること。次にその問題について考え、何らかのアクションを起こすことが大切。世界に目を向けることで、日本の現状にも興味をもつきっかけになる」などと生徒らに訴えました。
 講演を聞いた中学生は「国際問題を解決するために、自分たちも行動を起こすことができるとわかった。これからも社会の問題に興味をもっていきたい」などと話していました。