2011.07.13.
聖和大学生・教育学部生の朝の通学ボランティア 小学生が感謝の会を開催

お礼の手紙を小学生から受け取る学生たち

お礼の手紙を小学生から受け取る学生たち

聖和大学生と教育学部生が毎朝、西宮市立上ヶ原小学校の子どもたちのために、登校時の安全確保と見送りのボランティアを行っている。7月13日、日頃のボランティア活動に対して、上ヶ原小学校の子供たちが西宮聖和キャンパスを訪れ、お礼の手紙を贈った。
児童代表は「毎朝、僕たちのために挨拶をしてくれてありがとうございます。安全に通学できているのもボランティアの皆さんのおかげです」とお礼を述べた。
斎藤仁さん(教育学部3年生)は、「こうしてお礼を言っていただいて、嬉しく思っています。また元気で通学路で会いましょう」と児童に挨拶した。
このボランティア活動は2001年6月8日に発生した大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件に衝撃を受けた教育学部の藤木大三教授が聖和大学(当時)教育学部の学生たちに呼びかけ、事件からちょうど1ヶ月経った7月8日から始まったもので、新たに入学してきた学生たちにも受け継がれ、現在まで続いているもの。