2011.06.15.
災害復興制度研究所に愛知県から中学生が学習訪問

講義の様子

講義の様子

 愛知県豊田市立高橋中学校の3年生43人が6月15日、関西学院大学災害復興制度研究所を訪問し、震災について約1時間、学習しました。
 講演を担当した関学大教授で山中茂樹・災害復興制度研究所主任研究員は「将来、東海地震の恐れもある地域からの訪問。阪神・淡路大震災の特徴や神戸が経験したこと、今後考えなければならないことを若い人たちに伝えたい」と熱心に語りかけました。生徒らは「災害時に近隣などのコミュニティのあり方について考えることができた」などと感想を寄せました。
 豊田市立高橋中学校では、生き方指導の一環として震災学習を取り入れた研修を進めており、2泊3日の関西への修学旅行を機会に震災への理解を深めようと関学大災害復興制度研究所を訪問してくれました。生徒たちは翌日16日には長田区の若松公園・鉄人広場で自分達が作った詩「生きる」の群読や合唱などを予定しています。