2010.08.03.
日経GSR・ファイナルセッションで関学チームがプレゼン

 日本経済新聞社と日本研究センターによる日経GSRプロジェクト「大学生と共につくる地球の未来」のファイナルセッションが8月2日、東京・大手町の同新聞社で開かれ、関西学院大学総合政策学部のチームが慶応大学など7チームと共にプレゼンテーションを行った。
 GSRはグローバル・ソーシャル・リスポンシビリティーの略で、地球規模の問題をビジネスの力を活用して解決して行こうという概念。今回のプロジェクトでは、学生チームが参加企業から2社を選び、その技術や資産を使った問題解決のアイデアを提示することになっており、関学チームは武田薬品工業とオムロンの2社と組んで研究した結果を発表した。
 タイトルは「命を繋ぐ赤い糸」で、日本と発展途上国を健康問題解決という点で関連付け、ミレニアム開発目標の5番目「妊産婦死亡率の改善」などについて提案した。
 関東以外の地域の大学で参加するのは関学のみ。提案内容等は近く、日本経済新聞紙上に掲載されるほか、日経新聞社のホームページ、日経CNBCなどで掲載及び放映される。