2010.07.22.
自転車で途上国の女性らが製作した商品を販売~「Eco-Habitat関西学院」

 主に東南アジアの発展途上国で家建設活動を通じ、居住環境改善に取り組んでいる学生団体「Eco-Habitat関西学院」が関西圏を自転車で移動しながら、フィリピンのゴミ山で暮らす女性たちがクロスステッチという刺繍を施した商品を販売するフィリピン女性自立支援活動「FES(フェス)10 ~挑戦し、変化につなげるFES10~」を実施する。
 貧困地域で暮らす女性たちの自立支援をめざすNGO団体「Salt」の協力のもと、同NGOの商品販売を通じて、貧困地域で暮らす人々の現状を知ってもらい途上国支援の輪を広げるのが狙い。この取り組みは今年で4年目を迎える。
 学生は、8月16日から21日の6日間にかけて、姫路から宝塚、京都から宝塚のルートを2チームに分かれて移動する。8月28日には、FES10の集大成として、大阪市のATCホールピロティ広場で、啓発イベント「FES×FESTA」も実施する。イベントには、ダンスサークルなど様々な学生団体も協力する。
 途上国支援についての企画代表を務める平田康祐さん(総2)は「4年目を迎えるFESは大変大きな企画となりました!販売地の数も去年の倍になり、事前準備も大変ですが、ゴミ山で暮らす女性たちのためにチームみんなで頑張りますので、応援よろしくお願いします!」と意気込んでいる。なお詳しい販売場所や販売時間についてはFES10のBLOG( http://fes10no2.blog122.fc2.com/ )に掲載しています。