2010.05.08.
子どもセンターオープニングイベントが開催されました。

 5月8日、西宮聖和キャンパス山川記念館で子どもセンターオープニングイベントを開催し、350人の招待者で賑わった。
 子どもセンターでは4月1日から、「地域の子ども・子育て支援事業」、発達に何らかの配慮を必要とする子どものための「発達支援事業」、学生のための教育、研究を支援する「おもちゃとえほんのへや事業」の3つを軸に、乳幼児保育や子育て支援の研究・教育を展開している。
 子どもセンター長の山本伸也教育学部教授の挨拶に続き、事業報告として岩坂二規教育学部准教授が「地域の子ども・子育て支援事業」、米山直樹文学部准教授が「発達支援事業」、増山初子教育学部教授が「おもちゃとえほんのへや事業」をそれぞれ報告した。
 記念講演会では、鳥取大学大学院医学系研究科教授の井上雅彦先生が『子どもの発達支援を考える―発達に遅れや偏りのある子どもとその家族に対する有効な支援とは―』と題して発達障害支援の事例を紹介した。専門機関にもとめられるものを提案し、地域に欠けているニーズに応えていくことが大切であることを訴え、「子どもセンターの発展を期待しています」と締めくくった。