2010.04.30.
大学自己点検・評価で2009年度から5年間の目標・指標を設定

 関西学院大学は、内発的で自律的な発展への循環過程(PDCAサイクル)を強化するため、第三者評価を組み込んだ「新たな自己点検・評価」制度を2004 年度に構築しました。そして、翌2005 年度には自己点検・評価を実施し、その報告書をもとに2006 年度に大学基準協会による認証評価を受けました。2007 年度、2008 年度は認証評価の間の年(中間年)として通常評価を実施しました。
 しかしながら、現在の目標は2004 年度に設定したもので6年を経過し、中には現状とあわないものが出て来ました。また、関西学院は、長い歴史の中で共有してきたミッション(使命)とスクールモットーの現代的意味を再確認し、関西学院が進むべき方向を示す「新基本構想」を2008 年12 月に定め、2009 年3 月には実施計画をまとめた「新中期計画」を策定しました。
 自己点検・評価における目標は「新基本構想」や「新中期計画」の目標と連動しており、整合性の観点から目標の再検討が必要となります。一方、大学基準協会が評価項目や評価基準などを見直しその内容を公表するとしていますので、大学基準協会の認証評価を受けている本学は見直しに対応する必要があります。

 以上の理由から、2009 年度は目標の再設定を行いました。再設定には十分な時間をかける必要がありますので、通常評価で作成している進捗状況報告シートの作成は行わず、目標の「再設定」に専念することとしました。

■2009年度の大学自己点検・評価について~目標の再設定~

■2009年度に設定した目標と指標