2010.03.08.
いたみ商店街活性化プロジェクト成果発表会実施~地域フィールドワーク(伊丹)

 伊丹市立伊丹高等学校の生徒とともに、伊丹の商店街活性化に取り組む高大連携授業「地域フィールドワーク(伊丹)の受講生らが、3月7日に1年間の活動を振り返る成果発表会をオアシス千歳(伊丹市)で実施した。
 発表会には、高校生、地元商店街関係者、行政関係者ら約40人が参加。伊丹高校の生徒らが商店街の集客を上げるためにクーポン付きのチラシ、ポスターの作成など、さまざまな取り組みを実践してきたことや、商店街全体でハロウィンイベントを実施したことなどを報告した。
 各学生からの活動報告のあとには、地域情報化アドバイザーや伊丹中央商店街組合理事長、高校生、関学生がパネルディスカッションを実施。
  藤田誠治・伊丹中央商店街組合理事長は「学生のみなさんとの活動が力となり、商店街アーケードの改修工事ができるなど、取り組みの成果は素晴らしい形で現れている。今後も学生さんと商店街とが協同し、活動を続けていきたい」と話し、受講生で、今春から伊丹市役所で働く予定の関学大の中谷克也さん(商4)は「地域住民、高校生など、人との繋がりを大切にしながら活動してきた。今後は自分の世代だけでなく、次世代にも活動を伝えていくことで、商店街、そして伊丹のまちを明るくしていきたい」と抱負を語った。

※なお、地域フィールドワーク(伊丹)は2010年度も開講する。関学大全学部の学生(2年生以上)が対象。まちづくりや高校生との協働に興味のある学生さんは積極的に受講ください。詳細はシラバスを参照ください。